カードローンやその他のローンの申込みをしたけど、審査に落ちてしまった…
まだローンの申込みをしていないけど、過去にクレジットカードやローンの滞納をした事があって、審査に通るか不安…
正社員として働いているものの、カードローンやローンに対するこのようなお悩みの肩に朗報です。
実はカードローンやローンを扱う金融会社が重視するのは、申込み者に安定した収入があり、返済が可能かと言った支払い能力だけでなく、申込み者の”信用情報”も重視するんです。
今回の記事では、普段あまり馴染みのない信用情報について解説をしたいと思います。
どこで信用情報を開示する事が出来るのか、信用情報を扱っている信用情報機関は何をしているのかについて解説をしたいと思います。
この記事を読めば、カードローンやローンの審査に申込みをする際の不安が払拭し、適切な金融会社を選ぶ手助けとなると思います。
是非ご一読お願いします。
信用情報って?
まず初めに解説をするのが、信用情報です。
例えば、私がカードローンを利用した場合を考えてみましょう。
この場合、私は月々の支払いをしていきますが、延滞せずにきちんと指定日に支払いをこなしているかどうかの記録が取られます。
これが信用情報となります。
ですので、私が延滞せずにこのカードローンを完済が出来たとすると、私の信用情報に加点がなされ、正常に完済したという履歴が残ります。
もし逆に、1ヶ月以上の延滞や、債務整理などを行った場合は、私の信用情報が減点され、その事実が履歴として残ります。
信用情報機関って?
先ほど信用情報を、金融機関への支払いの履歴と解説しましたが、その情報を逐一集めているのが、信用情報機関となります。
信用情報機関とは、カードローンや住宅ローン、カーローンだけでなく、携帯電話料金の支払いまで、個人が金融機関と契約した際の支払いの履歴を集めます。
また日本における全ての金融機関は、信用情報機関に対して、個人の信用情報を照会する事が出来ます。
つまり、もし私がカードローンを新規に申込むと、申込み先のカードローン会社は、信用情報機関から私の信用情報をもらい、その結果を基にカードローンの審査を通すか否か、通すのであれば限度額はいくらか、金利はいくらか、等の決定を行います。
よって、正社員で給料を安定して得ているけど、過去にクレジットカードの延滞がある為、新規のカードローンの審査に落ちる…
という事があるんです。
つまり、信用情報の低さを理由に審査が通らないケースがあるんです。
また、日本における主な信用情報機関は3社存在します。
●CIC
●JICC
●JBA(銀行系)
これらそれぞれの3社は、個人がこれまでに契約した金融商品や契約内容、返済状況、債務整理などを行なったか否かの情報が記載されています。
新規のローン審査が心配な時は?
金融機関は、信用情報機関に個人の信用情報を照会すると言いましたが、実は、個人も自らの信用情報を取り寄せる事が可能なんです。
なので、新規のカードローンやローンを申込みを考えているけど、審査が通るかどうか心配な方の中で、過去にクレジットカードやローンを利用した事のある人は、先ほど述べた3社の信用情報機関に問い合わせを行いましょう。
自らの過去の支払い履歴がどのように残っているかを、把握する事が目的です。
また、申込を考えているローン が銀行の場合は、CIC、JICC、JBAの3社に必ず問い合わせをしましょう。
もし、申込み先が銀行でない場合は、CIC、JICCの2社に問い合わせをしましょう。
出来るだけ多くの情報を得る事が目的なので、少し面倒な作業ではありますが、最低でも2社に開示の請求を行いましょう。
信用情報機関に自らの信用情報の開示を請求し、信用情報が送られて来たとしましょう。
ここでまずい信用情報というのは、
●過去にローンの支払いにおいて3回以上滞納した事がある。
●過去6ヶ月以内に3社以上のローンの申込みを行なっている。
●過去に債務整理を行なっている。
このような情報が記載されている=ブラックリストを意味しているので、信用情報としてはかなりマイナスになります。
なので、良く噂で聞く、一度カードローンを申し込んで審査に落ちた場合は、半年ほど空けて申込む方が良いというのは、ブラックリスト入りを避けるためなんです。
また、住宅ローンの場合は、延滞が一度でもあると、その後の審査に影響がかなり出ますので、住宅ローンに関しては適切な支払いが求められています。
債務整理の場合は、以前こちらの記事で解説しましたので、もし気になった場合、ご一読お願いします。
最後に
意外と知られていませんが、信用情報とは、ローンの審査をする上でとても重要な判断材料となります。
この信用情報とは、過去の金融商品の支払いの履歴がまとめられているものであるので、新たにローンの申込みを検討している方は、一度信用情報機関に自らの信用情報の開示を請求しましょう。
少々手間のかかる作業ではありますが、自らの信用情報を知る事で、ブラックリスト入りを免れる事が出来るかもしれません。
また、無事新規のカードローンの審査に通ったとしても、支払いは確実に行いましょう。
小さい事の積み重ねが、自らの信用情報を改善する一歩なんです。
安心安全にカードローンを利用して、より良い生活を送りましょう!