急にまとまったお金が必要な時、どうしょうかと不安に感じることはありませんか?
そんな時に便利なのが、カードローンです。
カードローンは分割での支払いが可能なものの、一体いくら毎月返済すればいいのか気になりますよね?
そこで今回は、カードローンの利息計算方法や支払い方法などについて紹介します。
カードローンには様々な返済方式があるので、自分のスタイルで計画を立てることができます。
カードローンを利用して、豊かな生活を目指しましょう。

カードローンの基本的知識

(1)金利と利息の関係は?
消費者金融や銀行などでお金を借りた場合、その借金額を返済するのではなく、そこに利息をプラスして支払うことが大事です。
その為、お金を借りる側は、このプラスされる金額がいくらになるのかを事前に把握した上で借りないと、後々返済が困難になってしまうでしょう。
この利息を計算する際に必要になってくるのが金利です。
つまり、金利とは、借りたお金に対してどれくらい利息がかかるのかを示したもので、一般的には1年間に借りた際の年率で計算されて、%(パーセンテージ)で表示されます。
・金利:借りたお金に対しての利息の発生を%で表したもの
・利息:借金をした金額にプラスして支払うもの
(2)金利の決まり方
金利は、借りたお金に対しての利息をパーセンテージで表したものですが、その金利の決まり方はどういった方法なのでしょうか。
業者によって異なる点と、審査結果による点がありますので、借りたいと思っている業者に問い合わせをしてみてください。
(3)金利を比較するポイント
数ある金融業者の中で、カードローンを選ぶとなると、比較することが大事です。
まず金利を比較することになりますが、その場合、「適用金利表」・「上限金利」を確認してみましょう。
この表を見ると、実質年率何%と書かれていますが、初心者はできるだけ金利が低い商品を選びたいものです。
しかし、実際には初めての利用で、下限金利が適用されることが少ないのが現状です。
自分がどれくらい借りたいのか、それに見合う適用金利帯を見つけて、その上限金利を確認してみるとよいでしょう。
(4)実際の金利の比較例
カードローンを利用する際、実際どれくらいかかるのか知りたいものです。
そこで、大手カードローン会社から借りた場合の例を挙げてみましょう。
例えば、10万円を1年間、返済12回で設定した場合の金利
アコムの場合
金利:18%
利息:9,860円
合計返済金額:109,860円
三菱東京UFJ銀行「バンクイック」の場合
金利:14.6%
利息:8,077円
合計返済金額:108,077円
108,077円
金利が3.4%違うと、合計返済金額が1,783円も違いが出てくるのです。
(5)金利から利息を計算する方法
金利から利息を計算するのは、簡単な方法でできます。
借入金額×実質年率÷365×借入日数=利息額
この方程式に数字を当てはめていきましょう。
例えば、借金額20万円で実質年率が14.5%で借入期間が1ヶ月の場合、
200,000円(借入金)×0.145(実質年率)÷365×30日(借入日数)=2,383円
この金額で借りた場合の利息は、2,383円となるのです。
(6)毎月の返済額をシュミレーション
利息の金額を掲載する方程式は、他のカードローン会社との比較の際にとても役立ちます。
しかし、これはあくまでもデータであり、実際の返済額は異なってくる場合が多いのです。
なぜなら、毎月の返済金額を考慮しなければならない現実があるからです。
ほとんどのカードローンは、リボルビング返済方式になっていて、毎月の借入残額に応じて利息分を算出する方法です。
返済していくと残高は減っていくのですが、利息もそれに応じて減ってくるのです。
この計算は自身で行うのは結構大変なので、返済趣味レーターツールを使ってみるとよいでしょう。
返済方式について

(1)元金均等払い
この方法は、毎月の返済する元均はそのまま一定で、利息分を合計した金額を支払う方法です。
借入額が割と少なくて、返済期間も短いので、早めに返したい人にぴったりです。
例として、10万円を毎月元金が2万円で返済する場合、返済回数は5回となり、月の返済は2万円とプラスした利息分を支払うことになるのです。
この方法は、借入残高に応じて利息額が決まるので、その都度計算されて、返済の初めの頃は利息が高くなり、後半になるにつれて、利息が少なくなる特徴を持っています。
実際に返済するには、2万円に利息分を加えた形での返済になるので、実際は月2万円+αを返済することになるのです。
(2)元利金均等払い
大型ローンで利用されることが多いこの方式は、住宅ローンや自動車ローンなどで契約されます。
元利金均等払いとは、その名の通りに元金と利息を合計させて、それを一定として返済する方式です。
この方式の特徴は、毎月の返済金額が一定なので、前もって分かりやすく、返済計画が立てやすくなるということです。
し返済期間は、同じく10万円でも、月2万円で返済して5回で完了するわけではありません。
返済額の2万円には利息分が含まれている為、その分、返済回数も増えてしまうのです。
(3)アドオン方式
この方式は、簡単にいうと返済回数を事前に決めてしまってから利息額を計算する方式です。
毎月の返済額を計算するには、算出した利息と元金を合計させて、事前に決めた返済回数で割ると毎月支払う返済額が決定します。
10万円の借金で10回払いの場合、利息が1万円であれば、
(10万円+1万円)÷10回=11,000円が毎月の返済額となるのです。
この方法は、テレビショッピングなどでよく利用されています。
返済回数が決まっているので、クレジットの分割払い・自動車ローン払いに使用されることもあります。
(4)リボルビング払い
カードローンではよくみられる方式で、元利金均等払いと同じような働きがあります。
利用枠内であれば何度でも借り入れができるので、返済方式というよりも契約方式に近い形となっているのが特徴的です。
つまり、借りている段階で又借りることができる点では、いつまでに返済しなければいけないという期限がないところでしょう。
アドオン方式は、返済回数で金利計算を前もってする為、返済の途中で一括返済をすると、返済回数が短くなります。
これは利息制限法でオーバーになるので、払いすぎた分が戻ってくる過払い請求をすることができるのが魅力的でしょう。
一括返済した方が良いor悪い場合とは?

(1)良い場合
借金を一括返済すると、その翌月から返済がなくなるので、生活が楽になる点が魅力的です。
しかし、これはあくまでも一般的であり、現実的にはなかなか難しいものです。
一括返済した方が良い場合とは、一括返済してもある程度の貯蓄がある場合です。
毎月のお給料の中から貯金や生活費と別に返済する余力がある場合、又は貯金が削られても、十分な額はある時はこの方法が良いでしょう。
それから、1ヶ月・2か月以内に大きな費用があるイベントごとがないことです。
子供の教育費や冠婚葬祭費などがないことで、大きな出費には繋がらないので、こういった条件を持った人は一括返済がおすすめです。
(2)悪い場合
カードローンを一括返済をしないケースもあります。
それは、一括返済をすることで貯金残高が極端に減ってしまう場合や毎月の生活費がギリギリであるケースです。
このような状態は既に生活が大変な中にいるので、まとまった返済額になると、その後の生活に支障が出てしまうからです。
家計がマイナスにならないように、今後の生活のことも考えた上で返済回数や方式を考える必要があるのです。
このように、リスクが伴ってくるので、返済には十分配慮して、例えば、夏や冬のボーナスといったまとまった収入があった時を利用して一括払いするとよいでしょう。
気になるQ&A
(1)毎月の返済以上に余力がある時は多く返せる?
毎月の生活の中で、収入が安定しない時や臨時ボーナスが出た時など、まとめて多く支払って、返済回数を減らしたいと思うものです。
毎月の返済以上に余力がある場合、多く返せるのかなと疑問に思う人もいるでしょう。
金融会社によって違いがありますが、一般的には一括返済や通常より多く返済することは可能です。
勿論中にはNGのところもあるので、事前に問い合わせをしておく必要はあります。
利息は長い期間支払っているとどうしても増えてしまうので、今持っているお金で余裕があれば、その分早めに返してしまおうというのは、よりよい方法だと思います。
(2)窓口返済の方がいい?
多くの人は平日は仕事などで出向くことができない為、ATMを利用した返済方法を望むものです。
しかし、中には分からないことや、問い合わせをしたいこともある時は窓口返済が良いかもしれません。
利息まで清算が可能なので、時間があれば、窓口返済がおすすめです。
又、窓口でなくても、自社ATMを使う為にお店に出向く必要もあります。
それは提携ATMでは返済に手数料がかかってしまうので、それを抑える為に自社ATMを利用することが便利だからです。
自宅近くに借りた金融機関があれば、特に問題なく窓口や自社ATMを使うようにすると、コストを抑えることができますね。
(3)ATMで返済できる?
上記のとおり、借金をしている金融機関の店舗が遠かったり、平日に仕事などで出向くことができない場合に、自社ATMの他に提携ATMを利用することができます。
提携しているATMがあるコンビニであれば、使うことができる為、とても便利でしょう。
ただし、利息がプラスされた返済で毎月の支払いが負担になっているのに、そこに又新たにコンビニATM手数料を取られたのでは、あまり良い返済方法とは言えません。
そういったことも踏まえた上で、手数料が無料になるATMで返済することが無難でしょう。
過払いについて
(1)過払いとは?
消費者金融やカードローン会社が請求した金額で支払った結果、払いすぎてしまっているお金を言います。
利息制限法によって定められた以上に支払ったお金をグレーゾーン金利と呼んで、総額10万~100万円未満のキャッシングは18%を超える部分が無効になるとされています。
その為、それ以上に支払った利息分に対して、過払い請求をすることで払いすぎた部分が戻ってくるのです。
絶対的ではないのですが、およそ取引年数が5年以上になると、半数以上の人が過払い金が発生している可能性があります。
しっかり請求しないと無駄に支払って損をしてしまっているので、事前に確認をしておきましょう。
(2)返済後10年以内は有効
過払い請求に関しては、いつでも請求ができるというわけではありません。
ある程度の年数が経過すると、消滅時効が起こってしまうので、早めに請求が必要になります。
この期限は10年以内とされていて、これを過ぎてしまうと請求をしても無効になってしまうので注意が必要です。
これはもっと具体的に言うと、最後に借金を返済して完済した日から数えた10年間で、これを過ぎてしまうと消滅時効になります。
自分が過払いなのかどうかは早めに確認しておくことが大事ですね。
カードローン返済後はどうなる?

(1)完済しても解約にならない
自分の借金を無事に完済した場合、これで終わりではありません。
カードはそのまま存在しており、契約自体は自動的に解約になるわけではないのです。
カードローンは返済が終わっても解約ではなく、極度額貸付方式という、利用限度額であれば何度でも自由に借り入れが出来るシステムになっています。
一括返済をして借金がゼロになっても、又必要であれば、カードを使って限度額内を借りることができるのです。
(2)利用しないのなら解約しよう
一度完済をしても、利用限度額内であれば何度でも借りることができる便利なカードローンは、急な出費の際にとても役立ちます。
その為、そういったことを考慮して、これからも使い続けたい、利用する可能性がある場合は、そのままにしておいた方が良いでしょう。
会費や維持費がかかるわけではないので、継続することで損はありませんが、もしももう利用することがないというのであれば、解約の方法もあります。
その際は、カードローンセンターに電話をして解約したいと伝えることで手続きしてくれます。
ただし、又使いたい時にすぐに使えずに、最初から申込む必要があるので、慎重に考えた上で決めてください。
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最後に
まとまったお金が必要でも、一括返済できる余力がない場合、分割で返済することになります。
その際の利息の計算方法や返済方式を知っておくとのは、借りる側としてとても重要なことです。
上記を踏まえた上で、余裕を持った借入をして返済をしていくことで、豊かな生活を過ごすことができるでしょう。