僕はフリーター生活5年目に突入の23歳。
毎月15万円くらいのアルバイト代で、年収は180万円程度。
そこから家賃・携帯代・交際費・服代を払うと貯金なんて全然無理。
むしろ生活費が足りなくて、カードローンで借金中。
カードローンってコンビニで借りたり返したりできるから、ついついすぐに使ってしまって、気づいたら50万円も借りてました。
最初は3万円だけ借りるつもりだったのに、どうしてこうなったんだろう。
毎月返済してもなかなか減らない借金にため息ばかり。
こんな人生もう嫌だ!
僕は一念発起して借金を完済することを決意しました。
借金を減らすために僕ができることは何なのか、調べていきたいと思います。
1日でも早い借金からの解放を目指します!
僕みたいにこれまでの自堕落な人生を変えたいって方、一緒に方法を考えていきましょう!
【目次】
借金返済の基本知識

まず、借金返済の基本知識をおさらいして、頭を整理したいと思います。
借金したら利息がつく
借金は借りた金額だけを返済すればよいのでなく、利息分も返済しないといけません。
利息は、借入金額が大きければ大きいほど、借入期間が長ければ長いほど、負担金が増ます。
利息の計算式は下記になります。
・利用金額×借入利率÷365日×借入期間
例えば、利率18%で50万円を1か月30日間借りた場合の利息は7,397円です
・500,00円×18%÷365日×30=7,397円
僕の場合借金が50万円で、利率18%です。
自分がどれくらい利息を払っているのか全然知らなかったので、
どれくらい利息を払うのかを返済額別にシミュレーションしてみました。
■毎月1万円を返済する
・毎月の平均利息:4,585円
・毎月の元金返済額:5,415円
・完済までの期間:7年10か月
・完済までの支払合計:931,021円
・利息総額:431,021円
■毎月2万円を返済する
・毎月の平均利息:4,105円
・毎月の元金返済額:15,895円
・完済までの期間:2年8か月
・完済までの支払合計:631,374円
・利息総額:131,374円
■毎月の返済を3万円にする
・毎月の平均利息:3,985円
・毎月の元金返済額:26,015円
・完済までの期間:1年8か月
・完済までの支払合計:579,706円
・利息総額:79,706円
利息ってこんなんに高いんですね。
今まで利息のことを考えたことが無かったので茫然としました。
毎月1万円の返済だと借りた金額の2倍近く返済しなければならず、そして8年近くも借金を支払い続けることがわかりました。
月々の返済額が、借入金額に対して低い場合は、利息を払い続けていくみたいなものという認識で間違いないんですね…
そこで、毎月3万円の返済を目標にすることを僕は決めました。
借金を早く減らす為に自分でできる3つの手段

毎月の返済額を3万円に増やすことに決めた僕はしなければならないのは、返済に充てるお金をねん出することです。
どのように毎月捻出するかを考えました。
節約する
返済額を増やすためには、支出を減らす必要があります。
毎月の生活費の中で、節約できるところがないか見直しをしてみました。
僕の場合は、3食外食だったのを自炊する、飲み会を3回に1回は断るなどです。
また、生活費の中で一番大きい支出は家賃なので、実家に戻ることも検討してみます。
もちろん初期投資として引っ越し代等の費用はかかりますが、長期的な視点で見るとお得なケースもあります。
収入を増やす
そして、支出を減らすことに合わせて収入を増やすという手もあります。
毎月の収入が1万円でも2万円でも増えれば、その分を借金返済に回すことができます。
僕はフリーターですが、週5日で働いています。休みの日や空いた時間にできることを考えてみました。
・バイトを増やす
単純に週5日のバイトを週6日にすれば、バイト代が1日分増えます。
またシフトも夜多めにすれば時給がUPします。
もしくは別のバイトを増やすのもよいかもしれません。
・派遣や正社員雇用にチャレンジする
今はフリーターですが、フリーターは有給などありません。
働いた分だけの時給が支払われるので、もし病気をしてシフトを休んだ場合には、バイト代が減ります。
また、バイトより、正社員や派遣の方が給与が高いです。
安定した借金返済をするためには、脱フリーターを目指して挑戦する必要もあると思います。
・在宅ワーク
インターネットで「副業」と検索すると、ウェブページ上で仕事の受発注ができるサービスがありました。
この仕組みは一般的にクラウドソーシングと言うそうです。
ライティングやアンケート回答、写真撮影、ホームページ制作などの仕事があるようです。
ライティングであればできるかもしれないの応募してみようと思います。
・不要な物を売る
スマホアプリのフリーマーケットやオークション、古本屋、リサイクルショップでいらない物を売ることで、臨時収入を得ることが出来ます。
もう着ない洋服や、読み終わった漫画、小説などを売りたいと思います。
借金返済に困ったら検討したい3つの手段
毎月3万円の返済をする道筋が見えてきました。
しかし僕も人間です。
この先何があるかわかりません。
いま立てた返済計画を失敗して、更に借金が増えるかもしれません。
絶対に失敗しない決意ではありますが、万が一の時のことも考えて、借金返済に困った時の手段も調べてみました。
おまとめローンを利用する
僕は1社からの借入のみですが、もし借入先が2社、3社と増えた場合それぞれに返済しないといけません。
それぞれに利息が発生しますし、支払い日も別です。
仮に各社の毎月の最低返済額が2万円ずつだった場合は、毎月総額6万円の返済金が必要になります。
こういう場合は金利の安いローン会社の「おまとめローン」を利用するとよいそうです。
3社から50万円150万円の借金よりも、1社から150万円の借金の方が金利も低く、毎月の返済日も1つですみます。
もちろん、おまとめローンにも審査がありますので、必ず1本化できるとは限りません。
もし複数社の借入を1本化したい場合は、おまとめローンを販売会社に相談してみるとよいと思います。
次の2つは、借金の返済に苦しんでいるけど自己破産は回避したいという方向けの方法です。
任意整理をする
任意整理とは、
ご自身もしくは弁護士・司法書士が代理人となってローン会社と交渉し、
金利の再計算による借金の減額や、毎月の返済額の減額し、現実的な支払い計画
を立てることです。
裁判所は通しません。
毎月の支払が厳しい場合には1度、弁護士・代理士に相談してみるとよいかもしれません。
特定調停をする

特定調停とは、
簡易裁判所で債務者と債権者が話合いをし、借金の返済条件や金額等を整理することです。
任意整理は弁護士や司法書士が仲裁に代理人として間に入りますが、特定調停の場合は裁判所が間に入ります。
借金返済の断固たる心構え

以上、借金返済に関することを調べてきました。
借金は借りるのは簡単だけど、返すのは大変だなと実感しています。
またさらにお金を借りたい欲求や、返済額を増やすための節約生活等と戦う強い意志が、一番大事なことだなと感じております。
もし誘惑に負けそうになって、必要のない外食や買い物をしそうになった時は、この記事を思い出しましょう。
そして、自分自身に聞いてみましょう。
この食事や買い物は果たして本当に必要なのか?
これまで毎月支払いの時期に感じる辛い気持ちを、これから先の人生でも感じていきたのか?
この借金との戦いは、1ヶ月や2ヶ月の戦いではないんです。
戦いが終わった先にある豊かな生活を信じながら、日々この戦いに挑みましょう。
僕と同じように、1日でも早く借金を完済したい方にとって、少しでもお手伝いできる内容になっていれば幸いです。
一緒に借金返済を頑張っていきましょう!